久しぶりにニュースで「FX、事件」的な見出しを目にしましたが、顧客に損失補填しちゃった、というやつですね。
損失補填疑い、経営幹部ら聴取 東郷証券立件へ詰め|日本経済新聞
カスタマーサポートをしている時、やはり「これ、おかしくないですか?」というような問い合わせが結構ありました。
確かにシステムで動かしているものなので、システム上の不具合により、本当に「おかしい」ことはありましたが、そんなにしょっちゅう「おかしく」はならない、というのが感想でした。
やっぱりマーケットというのは、かなり動くものなんですよね。
これはUSD/JPYの本日のチャートですけど、結構なヒゲっぷりです。
ローソク足チャートの見方
さて、今日はせっかくなので、このローソク足の簡単な見方をご案内させてもらえればと思います。
ちなみに、このローソク足は江戸時代中期に米相場で大成功を収めた本間宗久だと言われています(諸説あり)。
この本間宗久さんは現在も用いられている酒田五法を編み出した方なのですが、この説明は長くなるので、またいつか。
話しは戻りまして、ローソク足ですが、まずチャートに「陽線」と「陰線」というのがあり、上の図でいうと、塗りつぶされていないのが「陽線」で、白く塗りつぶされているのが「陰線」です。
陽線は、始値より終値の方が高く、陰線は始値より終値が安いものになります。
このローソクにビヨンと伸びているのが「ヒゲ」(上についているのは上ヒゲ、下についているのを下ヒゲ)と言います。
ちなみに上下ともにヒゲがないものを「丸坊主」と言いますが、このヒゲにはちゃんと意味があります。
特に長いヒゲには注意が必要で、上ヒゲが長いものは「大きく上昇したけど、大きく戻した」ものとなり、売り圧力が強いという意味になります。
反対に下ヒゲが長いものは「大きく下落したけど、大きく戻した」ということになり、買い圧力が強い、ということになります。
また上昇途中の長い上ヒゲは「大きな売りがあったので下落に転換」、下落途中の長い下ヒゲは「大きな買いがあったので上昇方向に転換」という意味ですので、気を付けておくと良いかもしれません。
ただ、「だからと言って、その通りに動くとは限らない」というのが為替や株ですので、あくまでも「参考程度」にと考えてよいかと思います。
私も、一時期は「上ヒゲ、キター」と売りポジションをワクワクしながら持った時期がありましたが、結構、そのまま上昇しちゃうこともあり。。。
やはり大きな流れ、または指標発表の結果など、全体を見ないとダメだなあ、と反省をしたものです。
とはいえ、これもひとつの手法ですので、覚えておいて損はないですし、「あ、これ出たけど、ダメだったな」という箇所を探すのも結構楽しいので(え、私だけ?)、「こんなのもあるんだな」くらいに思っていただければと思います。
≪おすすめの海外FX業者≫
■超人気海外FXブランド XM
XMの口座開設はこちら
■初心者向けの固定スプレッド業者 IFCMarkets
IFCMarketsの口座開設はこちら
■低スプレッドが人気の秘密 Tradeview
Tradeviewの口座開設はこちら