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アベノミクスの3本の矢

今朝一番びっくりしたニュースは、「日本テニス協会が大坂なおみ選手の全米オープンでの優勝に対する報奨金を先送りする」、というものです。

 

ニュースによると、コロナ禍で男子ツアーの楽天ジャパン・オープンの中止により10億円相当の収入がなくなり財政難であるとのこと。

 

もちろん大坂選手は金銭的に困っていないでしょうから、800万円と言われている報奨金が欲しいとは思えませんが、理事の給料分くらいかと思うと、「そこケチる!?」と情けない気持ちになりますよね。

 

でも、オリンピックは絶対やる模様。

「オリンピックを中止する」という選択肢はないようで、「やるためにどうするか」という方向になっているようです。

 

もう反対する術もなく、どうしょうもないですよね。

 

向こう3年ゼロ金利継続

さてさて、FOMCですが、「2023年までゼロ金利維持」と低金利の長期化を示唆されました。

 

まあ、織り込み済みだったので、それほど動きませんでしたね。

 

しかし、ドル円は上値が重い。。。

 

菅政権になってドル円は104円台になりましたが、日本株に関して言うと、マーケットは菅政権を前向きにとらえているようですね。

 

地味だとかお年寄りばかりとかいろいろ言われていますけど、見た目で判断せずに、ちょっと様子を見ていきたいです。

 

アベノミクスの成果

今日はもう最後の機会だと思うので、「アベノミクスとは何だったのか」というのをちょっと一緒に振り返ってみましょう。

 

まずは基本の「3本の矢」についてですが、下記の3つとなります。

 

 ・大胆な金融政策

 ・機動的な財政政策

 ・民間投資を喚起する成長戦略

 

結果として、株価は在任中に2.3倍になり、失業率もおよそ半分くらいに低下、また戦後2番目に長い71ヵ月の景気拡大も実現しました。

 

これだけ見ると、「なかなかよかったじゃないの」となるのですが、「実感がない」と思う方が多いのが実情。

その理由は、個人の賃金が伸びず消費が増えないデフレマインドの中での消費税増税、と個人にとってはメリットを感じることができなかったことが大きいでしょう。

景気回復は企業主体であって、それが働いている人には還元されていないんですね。

 

そして退任はコロナ禍ですからね。

 

コロナに関して言えば、他国と比べると日本は感染者数なども少なく悪くはないとは思うのですが、悪い中でのポジティブな面というのは、なかなか人々は比較しませんから、ここはちょっと安倍さんの不運かもしれません。

 

ただ、消費税が2回あがり、大企業が減税されたという事実を見る限り、国民目線の対策ではなかったのかもしれませんね。

 

菅政権だけでどうにかなるとは思っていませんが、国民が少しでも幸せに過ごせるような日本になることを祈ってやみません。

 

とりあえず、安倍さんお疲れ様でした。

 

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