FXコラム

耳寄り情報

友達が専業トレーダーになっていた話

昨日深夜、FOMCがありました。「年4回の利上げになるのでは?」と期待していたのですが、結局年3回のままとなりそうで、ドル安となっています。そんな中、「FOMCでどうにかなるだろう!」と期待(?)していた、私のポジションも引き続き残ったままとなっています。

 

残り2回は6月か9月、あと12月というのが予想ですが、もし6月に利上げすれば、また年4回説が出てくることになりそうです。

学生時代の友人が専業トレーダーに

さて先日、久しぶりに学生時代の友人10人くらいと会ったのですが、2人「専業トレーダー」が生まれていました!

 

面白かったのが、2人ともなんとなく恥ずかしそうに「今は無職っていうか、トレードで食べている、的な?」という、しどろもどろな告白だったことです。周りもちょっと茶化す感じで、「トレーダー!?FXとか!?」という反応になっていたのを見て、なんだか寂しい気持ちになりました。

 

「トレードだけで食べていけるって相当すごい」ってわかるのは経験者だけなのかもしれないですね。とは言うものの、「気の置けない学生時代の友人がトレーダーなんて!」と、ワクワクした私はもちろん興味津々で、2人の専業になったいきさつやトレード方法などを聞いてみました。

 

専業トレーダーの生活

A君はスキャルピングでアグレッシブにトレードし、すでに日本のFX会社から退場させられているそうです(笑)もう一人のB君はFXと株をトレードしており、その両方ともにのんびり長期投資というタイプでした。詳細は聞きませんでしたが、2人ともサラリーマン時代の生活レベルからは変わっていないとのこと。2人に共通しているのは「心と体の健康第一」ということで、お酒も控えて、タバコもやめたいたところでしょうか。また以前よりも、読書量が増えたとのことで、「何を読んでも、反省材料になる」と2人で盛り上がっていたのが印象的でした。

 

専業トレーダーに相談してみた

「トレード暦が長いだけで、相変わらず負けが多いのだが、どうしたらいい?」と相談をしたところ、次のような手厳しいお言葉を頂きました。

 

「パソコンのスペックが低いから、まずはCore i5以上を買え」
「なんで、一瞬でもポジションを持っているのを忘れるのかが信じられない。ポジションは我が子と一緒で忘れるわけがない」(3人とも子どもはいません・・)
「チャート好きなのはいいけど、中途半端にチャートに頼るな」

 

など、まとめると「もっと真剣にやれ!」という予想通りの耳の痛いものでした。

 

友人2人の話で興味深かったのは、2人とも専業トレーダーに対するイメージの悪さを指摘していたことでした。曰く、

 

「専業トレーダーというのが、まだまだ世間的イメージが悪く、生きづらい。親に言えない。彼女ができない」(彼女が出来ないのは別の理由じゃ……)
「サラリーマンと違って定年はないし、サラリーマンが持つリスクとそんなに変わらない。むしろ、経験を積んでいく職人と一緒なのに!小説やドラマで見るトレーダーのイメージが悪すぎるからいけない」

 

とのこと。

 

確かに最近読んだ小説でも、偶然ですが、トレーダーが結婚詐欺をやっていました。マスコミやメディアの皆さん、トレーダーを主役にしたドラマを作ってとは言いませんが、悪者にはしないであげてください。

 

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