FXコラム

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口座開設手続きはカンタンであるべきという話とニトリ会長の為替予想

金融庁がインターネット上での口座開設が出来るように手続きの効率化に乗り出す、とのニュースがありました。

 

口座開設書などに使う「転送不要郵便」、受け取れないことあるんですよね。再配達のやり取りをしているうちに「やりたい熱」が冷めてしまう、「人間だもの」、仕方ありません。一方、FX業者側にとっても、社員が雨の日も雪の日も郵便を出しに郵便局に行くため、この「効率化」は双方にとって喜ばしいことですよね。

 

開設手続きの簡単さは実は重要なファクター

「やりたい熱」が冷めてしまったといえば、2月頃に「iDeco(個人型確定拠出年金)」に申し込みました。

 

当時は「税金対策にもなるし!メリットだらけ!」とワクワクしていたのですが、開始まで3ヵ月かかるというこの時間の中で、だいぶ忘れかけていました。5月半ばにやっと書類が届いた!と思ったら、まさかの「書類不備によるお断り」の手紙でした。「書類を送り直せばいいだろう」と思い、連絡先に電話をしたら、まさかの最初からやり直し。。。。

 

完全に心が折れました。不備をしてしまった私が10000%悪いのですが、最初から申し込んで、また3ヶ月待ちって!ちょっと、心の回復を待つことにします。

 

ニトリ会長の為替予想がすごい

さてさて、もう少しで今年も上半期が終わります。

 

「下半期どうなる?アメリカの利上げが年内あと1回なんだから、しばらく穏やかじゃないの?」なんて話をしていたら、「知っている?ニトリの会長の為替予測が当たるんだって!」ってと。

 

皆さん、ご存じでしたか?なんでも3年連続で当たってるんだそうです!ちなみに2017年冬の為替予測は95円〜105円、輸出企業であるトヨタは1円円安になると営業利益が400億円増えると言われていますが、輸入企業であるニトリは逆に15億円の減益になるようです。ニトリの会長は「私の予測に基づいて為替予約取引をやり、何百億円という為替差損を回避できています」とインタビューで答え、30期連続増収増益の結果を出しています。95円〜105円、急に気になる数字になってきました。

 

しかし、実際に95円になった時、輸出企業は大打撃を受けるはず(トヨタの想定為替レートは105円)、その場合、どうなるんだろう?という素朴な疑問を、FX仲間の「元メーカー君」(メーカーの為替部門にいたことがある)に聞いたところ、「指くわえて見てるわけないじゃない!FXトレードと一緒で、狙いは105円だとしても、やばくなってきたら、もういろいろな策を講じるよ。それこそヘッジもしているし、そこは世界のトヨタクラスだもの、いろいろなことを想定して動いているから大丈夫!海外の工場設置なども、そんなことを加味してやっているんだから!」と。

 

そこからは元メーカー君の独壇場となり、為替相場がいかに企業にとって重要かを教えてくれました。

 

興味深かったのは、帝国データバンクの昨年のレポートによると、円高による倒産は円安による倒産の倍以上だそうで(負債額5億円以上の場合)、しかもヘッジとして行っていたデリバティブ運用の失敗によるものが3割ほどあったとのこと。

 

「中小企業にとってはさ、銀行が命綱だから、言う事も聞いちゃうよねぇ。でも、銀行側としてはさ、事業がうまくいかないのは銀行の責任じゃない!となるわけじゃない。そりゃ、ドラマも生まれるわけよ」となぜか最近、オネエ言葉になっているのが気になるのですが、いろいろ勉強になりました!

 

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