この夏の猛暑は「災害級」なんていうニュースがありましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
年々暑くなっていると思うのですが、2年後、本当にこの時期にオリンピックやるのでしょうか!?
森喜朗氏が「この暑さというピンチをチャンスに!」と言っていましたが、そういう問題なのでしょうかね。とにかく、皆さま、くれぐれもお気をつけください。
ベネズエラでインフレ率100万%!?
さて、今日はインフレについて少しおさらいを。
というのも、ベネズエラのインフレ率が大変なことになっているようで2018年度末までにはインフレ率100万%になるとのことです。
「100万%って……」という感じですよね。私たちになじみ深いのは日銀の「インフレ率2%を目指す」というものです。これは、「前年度より物価が2%上がる」、という意味になります。つまり、10,000円のものが10,200円になる、ってことですね。ベネズエラは100万%上がる予測とのことです。
ハイパーインフレの歴史
ベネズエラだけではなく、歴史的に世界中でハイパーインフレは起こってきました。
記憶に新しいところではジンバブエの年率2億3,100万%でしょうか。ジンバブエ政府はこのインフレ率対策として、100兆ジンバブエドル札を発行したというから驚きです。
アルゼンチン、旧ユーゴスラビア、また第一次世界大戦後のドイツでもハイパーインフレは起こっておりました。ただ、調べてみると、実は第二次世界大戦後のハンガリーのインフレはすさまじいもののようでした。物価がおよそ15時間ごとに倍増し、インフレ率は4京1900兆%だったそうです。「京」は兆の1万倍だそうです。もう、何がなんだかわからないですよね(笑)
まるで物語のような話ではありますが、これらは現実に起こったこと。こんな状況の中で、生活するって想像できないですよね。
インフレの原因は一概には言えませんが、政治が主な理由と言われています。ベネズエラはチャベス政権、そしてマドゥーロ政権が経済をダメにしたようです。また原油価格の低迷も追い打ちをかけています。
こんな状況ですので、当然治安も悪くなり、教育・医療もままならない状況になっています。
そして、こんな悲しいデータも。
ベネズエラ国民の体重が2017年の1年で11キログラム減少したようです。食糧難がかなりひどいことがわかります。「ソ連崩壊と同じ道をたどるのでは?」なんて言われていますが、そこに生きている人がいる限り、世界が救わないといけないですよね。
すみません、暑い夏に重たい話題を……。
相場が動いているときはポジポジ病にご用心
さて、ドル円の動きがますます混迷を深めていますね。
人と会う度に「そろそろ上がる(下がる)よね」という会話を繰り返していますが、その背景にあるそれぞれの思いは様々なのがFXの面白いところですよね。
ちなみに私は113円の頃にいい感じで利確できているので(こんなの久しぶり!)、下手打たないように「ポジポジ病」とうまくつきあっていきたいと思います。
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