FXコラム

耳寄り情報

最高値更新を続けるパラジウム

いやはや、パラジウム!

 

去年のこの時期くらいに「2倍になった!」と言って、4500円くらいだったと思うのですが、1万円超えましたね。

触媒用貴金属が急騰、パラジウムなど年初比3~6割高|日本経済新聞

 

一方で、結構深刻な不足に陥っているようで、FX会社ではその扱いに頭を悩ましている(リクイデティプロバイダーがいいレートを出さない)という話も耳にします。

 

需要が大幅に高まる「パラジウム」

通貨ペア中心のお取引の方にはなかなか馴染みの薄いパラジウムですが、身近なところだと歯医者さんで使う詰め物のいわゆる「銀歯」と呼ばれているものの材料のひとつですね。

 

「保険治療でパラジウム使って、大丈夫か?歯医者」なんて心配をされていますが、2008年にはパラジウムは今の10分の1くらいの価格だったとか。

 

10年前と今って、そんなに歯医者さんの治療費変わっていないですよね!?これ、どこが負担しているんだろう?と少し不安になります。。。

配合の割合が減っているんでしょうか?

 

でも、最大の用途はもちろん歯ではなく(どんだけ虫歯の人が増えてもこんなことにはなりません!)自動車の触媒なんです。

 

ピンと来た方も多いかと思いますが、世界的な排ガス規制に伴い、ディーゼル車の販売台数が減少し、ガソリン車の需要が高まっていることで、ガソリン車の排ガスを浄化する際の触媒として使われるパラジウムの需要がグーンと伸びてしまっているのです。

 

「でも、将来的にガソリン車の販売を禁止を決定している国(インド、中国、ノルウェーなど)もあるけど?」と思った方もいるかと思いますが、実際にはなかなか難しいようで、プリウスみたいな電気とガソリンの両方が搭載されているハイブリッドカーがまず主流になるのでは?という考えもあり、パラジウムの需要は増える一方かと思います。

 

特にここ最近の高騰の原因と言われているのが中国の規制強化で、今年2020年から小型車排ガス基準が「国5」から「国6」へと変更されたことが大きな理由だそう。

 

この違いについて読んだのですが、ちょっと難しく(汗)、ざっくり言うと「世界統一基準を取り入れた」ことと「1台あたりのパラジウム使用量が増加」だとか。

 

パラジウムの産出国はロシアと南アフリカで7割を占めており、現在、鉱山の発掘、代替資源の模索などが続いているようです。

 

このニュース、結構前から言われていたようで、私は個人的に4年くらい前に「FCV燃料電池車がEV電気自動車か」みたいな記事を読んだのを覚えているのですが、車そのものに興味がないため、「ほぅ!」としか思わなかったことを覚えています。

 

最近、友達に「あなたって、投資好きの割には、基本、儲からなそうな分野に興味があるよね」とあきれ顔で言われたのですが、本当にその通りすぎて、株式投資がいまいち自分の中で萌えない理由もそこにあったりします……。

 

勘違いからeスポーツに投資

そういえば! 最近の投資で大失敗話をひとつ。

 

実は「テーマ型投資」ってのに前から興味があって、どうしてもやってみたかったので、先日、10万くらいで買ってみたんです!

 

ここ最近のマイブームである筋トレに関連して、「スポーツ」を!

 

中身はあんまり興味ある会社なかったけど、ポチっと!

20秒後に気づいたよね、私が買ったの「eスポーツ」だってこと……。

 

「e」小さくて見えなかった!

どうりで、ソニーがあったはずだよ。。

 

さあ、こちらどうなることでしょうか。

 

ちなみに私が最後にやったゲームは「ラブプラス」です(eスポーツではない)。

 

≪おすすめの海外FX業者≫

■超人気海外FXブランド XM
XMの口座開設はこちら

■初心者向けの固定スプレッド業者 IFCMarkets
IFCMarketsの口座開設はこちら

■低スプレッドが人気の秘密 Tradeview
Tradeviewの口座開設はこちら