FXコラム

耳寄り情報

Amazonが相場に与える影響

うだるような暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

もともと出不精なのですが、この暑さでますます外に出るのが億劫になり、ほとんどのショッピングや用事をオンラインで済ませてしまっています。運動不足が非常に心配ではあるのですが、暑さには勝てず……。

 

専業トレーダーの知人などに聞いても、同様の答えが帰ってきて、「別名、引きこもりとも言うよね・・」と、乾いた笑いを交わす感じになっています。

 

Amazonの動きが株式相場を動かす

さて、オンラインショッピングの雄、Amazon(アマゾン)のアメリカでの快進撃が止まらない模様です。

 

先日、高級スーパーであるホールフーズを買収し、高級ブランドの仲間入りをしたばかりですが、次は電化製品の設置市場にまで食指を伸ばしてきました。今週、アメリカのベストバイ(日本で言うと、ヤマダ電機とかビックカメラみたいな大型電化製品ショップ)の株価がガクンと下がりました。

 

その理由は、そう「アマゾン」です。ベストバイでは購入してくれたお客様に設置などのサービスを行っており、それを強みとしていたのですが、アマゾンが同様のサービスを開始するとのニュースを受けたためです。

 

また7月10日から始まった有料会員向けの大型セール「アマゾンプライムデー」により、メイシーズ(百貨店)の株価も下がっております。メイシーズは今年100店舗を閉鎖する計画を昨年打ち出しましたが、果たして100店舗だけで終わるのでしょうか。

 

安くていいものが手に入るなら、人々は当然そちらを選びますよね。日本でも同じですが、規模の小さなお店はどんどん淘汰されていってしまうのは、なんとも悲しいのですが、仕方がないのでしょうか。

 

Amazonがアメリカのインフレ率伸び悩みの原因?

さて、こうやっていろいろなものが値下がりをしていくと、インフレ率が上がらないので、FEDが利上げに積極的ではなくなる、ということが考えられます。

 

今年は原油が下げ止まったので、インフレ率が上がってくるのではないか、と言われていました。しかし、蓋を開けてみると、そうでもない。。。「なぜ?」となって見渡してみると、お給料があんまり上がっていなかったのです。

 

「なぜ、お給料が上がっていないのか?」とまたまた探ってみると、物価が安くなっていて、「まあ、給料が上がらなくてもいっか」と言う風潮になっているようです。このような流れを「アマゾンが牽引しているんじゃないか?」「いや、そこまでのパワーないだろう」、なんていう話題がアメリカでは出ているようです。

 

この流れはまるでバブル後の日本をたどっているようだ、と言う意見もあるようですが、皆さんはどう思いますか?さて、注目のCPI・消費者物価指数の発表は今週の金曜日です。

 

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