「事実は小説よりも奇なり」、まさにそんな感じの世界になっています。映画を観ても、「これ以上の事が、実は見えない現実世界で起きているに違いない」と思ってしまうほど。
先日、テレビで見たアメリカの閣議の映像にはびっくりしました。シニカルなパロディかと思うくらいトランプ大統領への賛辞を全員述べており、アメリカの闇を見てしまった気分です。Gallup社が実施したトランプ大統領の支持率をみると、6月12日の時点で不支持率が60％とのこと、大丈夫なのでしょうか？
とは言え5月末の日経新聞の調査によると、安倍内閣の不支持率はなんと73.3%！もちろん、母数や媒体が異なるので一概に比べることはできませんが、他国のことを心配している場合じゃない、って感じです。
CFDとは？
さて、今日はCFDについて少しお話をしたいと思います。
CFD(contracts for difference)とは、「差金決済取引」のこと。FXと同じ、というかCFDの中にFXがあるという感じで良いと思います。細かい違いはいくつかあるのですが、一言でいうとFXが通貨を対象に取引するのに対し、CFDは個別銘柄の株式、ダウや日経平均などの株価指数、原油や金などのコモディティなど多岐に渡っています。
通貨とは違い、「モノ」や「銘柄」のイメージや需要の目安がつきやすいので、利益をあげやすいと言う声もありますが、実際は投資する商品によっては通貨以上に値動きが激しいものもあるため、注意が必要です。ただ、日経225など、日本のニュースでも簡単に情報が手に入るものもあるので、実際やってみると結構面白いですよ。
CFDの取り扱い銘柄は業者によって違います。XM、TradersTrust、BigBossで比べてみるとXMは46種類、TradersTrustは12種類、BigBossで10種類となっています。取引方法に関してはCFDはFXとほぼ一緒ですが、下記2点は大きく異なります。
スワっプが違う
FXでは、スワップポイントがプラスのポジションを持っていれば、毎日スワップ金利を受け取れ、逆にスワップポイントがマイナスであれば金利が引かれていきます。
CFDには現物と先物の2種類があり、先物にはスワップはありませんが、現物にはFX同様、スワップがあります。しかし、ほとんどが買いも売りもマイナスです。ただ、現物には配当金というものが発生しますので、こちらによってスワップのマイナス分が相殺されることもあります。
例として、XMのWEBサイトにはこのあたりが詳しく日本語で書いてありますので、興味のある方は是非、一度読んでみてください。
CFD先物には取引満期日がある
CFDの中でも”Future”（先物取引）には「限月」というシステムを取っている会社もあります。
そもそも先物取引は「あらかじめ定めた日に、特定の商品を約束した条件で取引すること」というのが大原則です。CFD取引にもそれが適用されている場合があり、その場合、保有ポジションを満期日までに決済する必要があります。仕様に関しては各社、また取引銘柄によっても異なることがありますので、サポートに聞いてみるか、MT4上で必ず確認してください。
通貨ペアの上で右クリックをすると「通貨ペア」というところがあります。そこをクリックするとカテゴリが出てくるので、気になる銘柄のところをクリックしてください。限月があるものには”August2017“など満期日の案内がありますので、それらを取引する場合にはご注意ください。
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