さて、今回は海外FX業者を利用するにあたり、ぜひとも知っておいて欲しいトピックです。
それは「日本と海外の違い」です。この違いを認識していると海外との付き合いが俄然ラクになります。
知らないうちにキャンペーンがはじまっている!
日本の会社だと何かキャンペーンをやる際、計画段階から社内共有します。
そして、シミュレーションをし、考え得る質疑応答を事前に用意し、準備万端でキャンペーンをはじめます。
一方、海外FX業者の場合、担当部署が独自に進め、キャンペーンスタート後に「こんなキャンペーンやっているよ」なんていうこともしばしば。
時にはお客様から聞くなんてこともあります。これはFX業者だけではなく、他の業界でも同じようです。
しかし一方で、「キャンペーンが昨日までって、さっき知った。今日、必ず入金するからキャンペーン適用してほしい」という要望は結構通じます。
「お互いさま」を上手に利用しましょう。
メールを送り過ぎると対応が遅くなると言われる!
以前、海外のFX会社で取引をしていた時の話です。
ある日、おかしな価格でロスカットされたことがありました。
マーケットリスクかもしれないけど、納得できない!と思い連絡を入れると
「調査中だからお待ちください」というメールがあり、その後2日ほど音信不通でした。
どうにもこうにも落ち着かないため、4日目に「どうなっていますか?」とメールを入れたところ、
「何度もメールをよこすと、一番直近に来たメールの日付を『受付日』にするから、対応が遅くなりますよ」という衝撃の返答が来ました。
しかし翌日、「先日のあなたの言い分は了解した。ロスカット分はそのまま返金するし、ポジションも戻します」
というメールが届き、結果、私の言い分はすべてとおりました。
日本のFX業者で同じことをした時、連絡した1時間後に「マーケットリスクとは?」というリンクを送ってきたことを考えると何もかもが正反対です。
「マニュアル通り」の丁寧な対応はありませんが、納得さえすれば、個別対応をきちんとしてくれる、これが海外FXなのです。
FX業者に限らず、海外の会社と付き合う場合、良くも悪くも「融通が利く」部分をうまく利用していくことが賢い方法です。
そして「交渉文化」ですので、しっかりと自分の意見を伝えること。
逆に言うと、海外FX業者とうまく付き合えていけば、どこの国でも(日本以外?)楽しく生活できると思って間違いありません。