FXコラム

耳寄り情報

海外FX業者を利用するメリット

ここまで入出金について、海外FXならではのさまざまな方法をご案内してまいりました。
入出金方法の豊富さは海外FXならではの魅力のひとつ言えます。
海外FXの魅力というと誰もが思い浮かぶのがレバレッジの高さだと思いますが、こちらについて次回じっくりご説明させていただきますので、
今回は入出金とレバレッジ以外の海外FXの魅力について考えてみたいと思います。

 

(1)口座開設が早い

国内FX会社の場合、ログインのIDとパスワードを郵送するためどうしても1日はかかってしまいます。
海外FXの場合、Eメールで情報を送るため早い時は10分で口座開設が完了することもあります(もちろん、時間がかかる場合もあります)。
「取引したい!」というアツい気持ちに応えてくれるかのようなこのスピード感は嬉しいですよね。

(2)MT4が使える

世界的評価の高いMT4をほとんどの業者が提供しています。このMT4では、独自のテクニカル指標の作成・搭載できます。
好成績を納めているプロトレーダーが開発した自動売買ソフト(EA)を使うこともできます。
たまに「自動売買ソフト専用」と誤解されている方もいるのですが、あくまでも「自動売買ソフトを使うことができる」というだけで、
通常の裁量取引ももちろんできます。つまり、全てのトレーダーが利用できるのです。

(3)ボーナスが豪華!

国内FX業者のキャンペーンはラーメンやカレーがもらえたりと見た目にも楽しいものが多く、トレーダーを楽しませるのが上手だなぁと本当に思います。
海外FXの場合は物理的な距離があるため同じことは出来ません。
その代わり、入金額分のボーナスがあったり(1万円入金したら、業者が1万円くれる)、入金前に口座にすでにボーナスが入っていたり、
と取引に直結するダイナミックなものが多いと評判です。

(4)NDD(ノンディーリング方式)を採用

NDD方式とは人の手を介さず顧客の注文を直接インターバンク市場に投げるやり方です。
この方法のメリットは、①為替レートの透明性が高いこと、②市場の取引量が多いため、基本的には大口の取引でも滑ることなく約定できる、という点です。
ただし、業者が唯一利益を得ている部分がスプレッド部分ですので、生のスプレッドに手数料を上乗せしての提供のため、国内業者よりもスプレッドが広くなっています。

 

一方、国内FX業者のほとんどが取っているDD(ディーリング方式)は社内にディーラーを置き、顧客の取引を一度受けて、相殺などをして調整をしている方法です。
社内調整をしているため、本来はありえない固定・極狭スプレッドを実現できています。
社内調整の模様は顧客には見えないため、透明性はなく、業者側の思惑が入ってしまうこと、また約定しにくいことも多いようです。
スプレッドという点だけ見ると、国内FX業者は魅力的ですが、あのスプレッドを実現できている背景を考えるとちょっと複雑な気持ちになりますよね。

(5)追証(追加証拠金制度)がない

相場が大きく動いた時などに証拠金を下回ってロスカットされることがあります。見た目で言うと、証拠金がマイナスになっているというもの。
もちろんこんな状況にならないのが一番いいのですが、もしなってしまった時、国内業者の場合は一定時間までに証拠金を入金しないといけません。
しかし海外FXの場合はゼロカットシステムを採用しているため、追証は必要ありません
ゼロカットシステムを採用しているとは大々的に言っていない業者でも、「入金すれば、ゼロに戻すよ」というのが海外FXでは通常となっています。

 

海外FXにも出金手数料がかかる、日本語のサイトが国内業者ほど充実していない、などデメリットもあります。これは国内業者でも同じこと。
大切なことは、自分にとってどちらが魅力あるか、何が大切かをしっかりと見極めること。
このコラムが一助となれば幸いです。