フランスの大統領選挙ですが、「スキャンダルまみれ」というなんだか芸能界のような様相を呈してきています。国民からすると、方針や政策を聞き、「この人ならいいな」と思っているところへ、いきなりがっかりするようなスキャンダルを聞かされるわけですから、たまりません。今後の展開が気になりますね。
さて、今日は「スリッページ」について、少しお話をさせていただきたいと思います。
スリッページとは
ご存知かもしれませんが、「スリッページ」とは、注文したレートと実際に約定したレートとの間に誤差が生じることです。
トレーダーの皆さんにとっては、スプレッドと同じくらい大事なポイントであるのは間違いありません。FX業者によっては「絶対すべりません!スリッページゼロ」などとうたっているところもありますが、よく読むと「指標発表時などは例外もあります」などと書いてあります。処理能力が高いと言われているFX業者でも、サプライズが起きている指標発表時や大きな事件や事故が起きてしまっている時には、スリッページは起きてしまうものです。
これは「為替は動いているから仕方ない」と思って取引をする方が賢明かと思います。
スリッページ設定とは
MT4にはスリッページ設定ができる場所があります。
「ツール」→「オプション」→「取引」と選んでいくと、上記のような画面が出て来ます。
ここの「価格誤差のデフォルト」というところでポイント数を選んでください。プルダウンでは5までしかありませんが、手入力してもらえば5以上の数字でも入れられます。例えば、「10」と設定をしたとします。そうすると、113.20で注文を入れた場合、価格が変動しても113.30、または113.10までの範囲であれば注文が実行されます。
この幅をあまり狭くしすぎてしまうと、指標発表時などはなかなか注文が入らないなどの不便もありますが、「なにがなんでもこの価格」と強いこだわりがある場合は、小さな数字を入れることで安心感が得られるかと思います。
その昔、まだFXというものがこんなにメジャーになる前は、かなりおかしなスリッページが起こるFX業者も実際にありました。「100Pipsずれた!」なんて激怒している知人がいたのを思い出します。それが業者側がわざとやっているのか、もしくは、ものすごいサーバーが弱いのか、今となってはわかりません。ただ、FXが注目され、「FX人口」が増えました。それと同時にブログやツイッターなど、いい情報も悪い情報もカンタンに出回る時代になりおかしなことができなくなったというのはトレーダーにとっては喜ばしいことですよね。
どの商売もそうですか、「長期に渡って、実直で同じサービスを提供し続けられる」会社というのが一番だと思います。海外FX業者選びで何か疑問点などがあれば、いつでもお申し付けください。
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