2月2日早朝に行われたFOMCでは「政策金利は据え置き、利上げ時期は示唆せず」、という結果でした。トランプ大統領が本格稼働(本格大暴れ?)する前にサッサと利上げをするのでは?という観測は引き続きあるようです。
さて、2月になりましたが1月のトレード成績はいかがでしたでしょうか?一度、1ヶ月の取引を見直してみませんか?
結果として勝っているけど実はロスカットぎりぎりのところで、相場展開が急に変わって「セーフ」 ― なんていうトレードもあったはずです。
トレード日記をつけてみる
長い間トレードをやっている方で、「トレード日記」をつけている方は結構いらっしゃいます。そして、皆さん、口をそろえて「記録をつけ始めたら、やっぱり変わったね」とおっしゃいます。マメな方ですと、指標発表の数字や予想と結果を書いている方もいました。極めつけは、トレード日記を英語でつけて、英語学習の糧にしている立派な人もいました。
今は備忘録がわりにブログを書いている人もいるでしょう。人の目を気にしないで書くことができるならブログでもいいかもしれませんね。
振り返ることで見えてくるもの
振り返ることでわかることは「自分の癖」です。
例えば、FXを始めたばかりの方に多い現象として、「ポジポジ病」と呼ばれているものがあります。これは、やたらめったらポジションを取り続けてしまうという取引の傾向なのですが、こういう傾向が自分にあるということも過去を振り返ることでわかります。
スキャルピングなど、一定のルールの下でポジションをたくさん持つ方は別ですが、たいていのトレーダーは「熱く」なってしまい、闇雲にポジションを積み重ねてしまうのではないでしょうか。その結果として起こることと言えば、
マイナスがかさんでしまう、
マイナスポジションを早めに見切るが、すぐに反対方向のポジションを取って往復ビンタ(両トレードともマイナス)を食らう、
というケースではないでしょうか。取引履歴を見ると、ずらーーーっとポジションが並んでて、びっくりするはずです。
FXはメンタルが重要
相場はなにか機械が作っているものではなく、人間の心理が形成しています。
だから、あなたが「下がっているから、損切りして、逆行くぞ!」って思ったとしたら、相当数の人が同じことを思って同じことをやっているわけです。相場がそのまた逆に行ってしまう場合も然りです。こうなると「じゃあ、その逆の逆をやればいいの??」と頭がはてなマークでいっぱいになると思うのですが、そうではなく、まず「落ち着こう!」です。
なぜ、いま相場が動いているかが理解できる場合でも、理解できない場合でも、ポジションを閉じたら、一旦少し様子を見てください。そして、俯瞰して大きな流れを見るようにしてください。そして自分なりに、「だいたいここまで行きそうだから、ここに利食いを置いて、ストップはこの辺かな」という目安がついてからポジションを持ってください。
何度も言いますが、FXは週5日24時間取引が出来るのでチャンスはごろごろ転がっています。ただし、(普通の人は)資金には限度があります。「ここは一度、見送ろう」ということが出来たら、トレーダーとして一歩前進です。
でも、わかります。始めたばかりの時って、FXが楽しくて楽しくて仕方ないから、ずーーーーっとやっていたいんですよね。そりゃ、自分でポジションを持っている方が楽しいのは当然です。私も、最初のうちは寝不足で動悸がしながら夜中にチャートを見続けていたこともありました。でも、この「ハイ」な状態で勝ち続けた人を私は知りません。
ゲーム感覚で「負けてもいいから、このアドレナリンがたまらんのよ!」という人は、もちろん構いませんが、「資産形成」と思ってFXをやっている方は、「見送る」努力をしてみてください。
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