FXコラム

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今週の相場観:2020年12月第5週

クリスマス休暇の週でもあり、週後半は特に値動きの鈍い週となりました。

 

取引材料はコロナ変異種の拡大と英国のロックダウン、Brexit協議の進展などがメインで、ポンドの値動きが比較的大きくなった印象。

 

ドル円は、引き続き米ドル安の見方と、クロス円の買いに挟まれて方向感の出ない週でしたね。

 

狭いレンジで上下したドル円

ドル円は、103.50台とやや上に窓を空けてスタート。

週末に報道された英国でのコロナ変異種拡大とロックダウン再開を受けてリスクオフの米ドル買いが持ち込まれた格好でした。

 

その後一旦落ち着きましたが、欧州時間に入りフランスが英仏間の物流も制限との報道で一段リスクオフ。

ドル円も103.90まで上値を伸ばしました。

ただその後は、フランスが物流の再オープン、株価も落ち着きを取り戻したことでドル円も東京オープンと変わらない水準まで微減。

 

火曜日以降は、コロナ報道とBrexit協議に関する報道で多少の上下はありつつも、103.30―103.80間の狭いレンジ内で方向感のない動きに終始。

結局前の週の引けとあまり変わらない103.40台で引けました。

 

離脱合意でポンド優勢となった欧州通貨

ユーロ・ドルは、1.2220台と英ロックダウン報道で下に窓を空けてスタート。

欧州時間の英欧間物流の制限の報道でポンドと共に急落、一時1.2120台まで下落しました。

 

その後は、上記の物流再オープン報道や、株価の落ち着きを見て1.2240台まで上昇と激しい動き。

火曜日は、Brexit協議で引き続き漁業権を巡って難航との報道で1.2150台まで再度下落しました。

 

水曜日以降は、Brexit協議が大筋で合意とのヘッドラインが走り、ポンドが対ユーロで買われる展開となり、ユーロに下押し圧力。

ユーロ・ドルも終始上値が重いまま推移、1.2190台で引けました。

 

ポンド・ドルは、英ロックダウン報道で前の週の引け1.3520台から1.3470台と下に窓を空けてスタート。

英仏間の物流制限報道で売られて一時1.3200割れまで大幅に下落しました。

その後、上記通りの物流再オープン報道で1.3500まで戻す非常に荒い展開に。

 

火曜日は漁業権を巡る協議の難航報道で再び1.3300台まで下落。

一転水曜日以降は、EUと大筋で合意との報道で上げ続け、木曜日には一時1.3600越えまで上値を伸ばしました。

 

多少下げて1.3560台で金曜クローズ。

 

オーストラリア・ドルも、英ロックダウン報道から0.7600近くと前の週の引けの0.7620台から下に窓を空けてスタート。

欧州時間では一時0.7460台まで売られ、他の通貨同様に0.7600まで戻す荒い展開でした。

火曜日はBrexit協議難航でリスクオフとなり0.7510台まで下げ、それ以降は協議が大筋合意との報道でじり高となり0.7600台まで戻して週末へ。

 

長期目線で景気回復を望みたい

英国を始め各国でコロナ変異種を含めて感染者数の拡大に歯止めがかかっていない状況が継続しています。

一方で、ワクチンの接種も世界的にスタート。

これをうけて、株式市場は概ね足元の感染拡大を無視して堅調を維持中。

 

メインシナリオとしては、目先は厳しい環境が継続しつつも徐々に景気回復、株価も復調という感じでしょうか。

米国の低金利は雇用が回復するまで継続する見込みですので、やはり米ドル売りがメインのトレードで2021年を臨もうかと思います。

 

ドル円は、リスク・オンのクロス円買いと米ドル安に挟まれてなかなか方向感が出ないイメージで見ています。

ドル円は来年もボラティリティが低そうだな―と思う今日この頃であります。

 

それにしても、アメリカでは昔からという気がしますが、日本でも実体経済と金融市場の乖離がどんどん大きくなっている気が。。。

コロナで実体経済が苦しい中、株価は高値をとっていくという資産を持っている人が優遇されるような財政・金融政策がとられているわけです。

 

資産を保有することに対する税金より、所得税やら地方税やらが高いという歪んだ社会構造が長年続いた結果、先進国がどこも抱える問題ではりますが、ここ数年の日本はかなりまずい気もします。

自殺者の増加などやや暗いニュースが聞かれていますが、来年は景気が回復して皆が幸せな年だと良いですね。

 

今年も一年お疲れさまでした。

コロナを避けつつ、大暴落を避けつつ、来年も頑張って参りましょう。

 

それでは皆様、良い年末年始を!

来年もグッドラック!

 

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