北朝鮮ミサイル騒動がなんとなく落ち着き、ドル円も「アゲ！アゲ！」と110円をまた超えてきました。
「『絶対ミサイルくる』と思って、ドル円売りまくってしまった。。平和主義者なのに、戦争を期待していたみたいになってしまった」と思想の矛盾と抱えるマイナスの間で葛藤で苦しんでいる知人を見て、なんとも言えない気分に。。
しかし、北朝鮮が「日本列島を核で沈める」なんて言っているようですので、引き続き警戒は必要です。
さて、アゲアゲのドル円とは裏腹に少し風向きが変わってきたのがビットコインです。ここ最近、出てきたニュースを少しまとめてみたいと思います。
ビットコインの運用益は雑所得扱いへ
国税庁のタックスアンサーに掲載されていました。
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係｜国税庁
今まで、税務署によって扱いが異なっており、曖昧だったビットコインの税金問題。やっと、一応の結論が出たようです。
海外FXの税金の扱いと一緒の「雑所得」。これは海外FX利用者にとってはおなじみですね。国内FXから移ってきたばかりの人もいらっしゃると思うので、簡単にご案内をさせていただきます。
国内FXの税制
運用利益に関しては申告分離課税です。利益が100万円でも10億円でも税率は一律20.315%です。いくら稼いでもこの数字は変わりません。また3年間は損益通算可能です。
ビットコイン・海外FXの税制
運用利益に関しては累進課税方式です。つまり、所得の多い人ほど、税率も上がる方式です。勢率に関しても国税庁のウェブサイトに掲載があります。また、繰り越しは出来ません。
いろいろな意見はあると思いますが、納税は国民の三大義務の１つなので、ここはガシッと受け入れていきましょう！
中国の取引所が閉鎖？
まだ「取引所の閉鎖報道」という段階ではあるのですが、ビットコインの価格がこの報道を受けて下がっています。
決定事項ではないことと、実際に閉鎖を実行するとなると3年はかかるなんていう記事もあるため、すぐにどうの、ってことではありませんが、ファンダメンタルが価格を大きく動かしているのは事実なので、この報道は大変気になります。情報源がいろいろすぎて、何が本当かわからないのが嫌な感じですよね。
JPモルガンのCEO、ビットコインを詐欺扱い
なんてことを。。という感じなのですが、JPモルガンでは、ビットコイン取引をした社員は解雇するようです。
というか、トレーダーはビットコインに限らず、株の取引などをするのに制限があると思うので、ビットコインだけが特別ではないと思うのですが。しかし、私の周囲ではこの報道が結構センセーショナルだったようで、「あのJPモルガンが言うなら、、」という空気になっています。そして、この件を受けてまた急落。私自身も某投資系の会社の社長さんに「FX！下品！」って言われたことがあるので（まだ恨んでいる笑）。
投資に好みがあるというのはわかるのですが、影響力のある人がそれをわかって発言するのはどうだろう？と思います。実際にビットコインで利益をあげている人もたくさんいますし、これは「自己責任」でいいのではないでしょうか。
こちらもしばらくは注目をしていかないと！引き続き、忙しい下半期です！
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