先日、芸能ニュースを見ていたら「FX」という文字が目に飛び込んできました。
妙なところで出会うと気になってしまうもので、記事を読んでみると最近離婚したタレントの小倉優子さんのことでした。実は彼女、FXでかなりの資産がある凄腕の投資家だそうで(そういえば昔、本も出していまし、FX会社のホームページにも出ていましたね)、元旦那さんも同じく凄腕のFX投資家で「一生かけて資産運用ができる理想の相手を見つけたと喜んでいた」とのことだったようです。ゆうこりんの気持ち、わかります。
以前に比べるとメジャーになった感があるFXですが、それでもまだ「やったことある」という人は多くない中、自分と同じレベルの凄腕に出会ってしまったら(しかもイケメン)、恋に落ちないわけがないですよね。ゆうこりんの今後の活躍に期待しています。
ビットコインの安全性を知ろう
さて、今回は前回に引き続き、ビットコインについて。
皆さんが一番気になるのはその「安全性」ではないでしょうか。欧米と比較するとクレジットカードの利用でさえ、不安を持つ方も多い日本ですので、ここはじっくりとご案内していきたいと思います。皆さんに馴染みのある、海外FX業者への送金を例にご説明していこうと思います。
ビットコイン送金の流れ
図にするとこんな感じです。
緑のがま口がトレーダーであるあなたののビットコインウォレット、茶のお財布が海外FX業者のビットコインウォレットです。
まず最初にあなたは海外FX業者のビットコインアドレス(銀行口座のようなもの)を入手します。このビットコインアドレスは秘密鍵から公開鍵を作り、この公開鍵をハッシュという関数計算で出したものになります。このアドレス宛に送金をしていけばよいのです。
ビットコインウォレット(がま口)には自分のビットコインアドレスがあり、そこに「●●BTCを送る」というリクエストを秘密鍵で署名をし暗号化します。この暗号化データをFX業者側に送ることになるのです。秘密鍵は、通常はウォレットの運営会社が管理してくれているので、皆さんが「秘密鍵で署名し、暗号化する」作業を行うことはありません。FX業者のビットコインウォレット(茶財布)に届いたデータは、受け取り側の秘密鍵で、このデータが自分たちのところに来たものかを確認したうえで、FX業者に届けるというわけです。
さらっというとこんな感じです。もちろん、このデータ送信の部分には非常に屈強で複雑で難易度の高い技術が組み込まれています。
受け取り側がガッチリと受け取ってくれる感のあるビットコイン送金ですが、ハッシュにより短縮化されたとはいえ、「コピペを間違えて、違うアドレスに送ってしまったら?」という心配はありますよね。メールアドレスで1文字間違えたために、違う人にメールが届いてしまうっていうアレです。しかし1文字、2文字違うだけでは「無効なアドレス」となり送金そものが出来ないようですので、ご安心を。
ただ、過去にビットコイン送金に使った既存のビットコインアドレスに誤って送金してしまった場合は、スーッとその相手方にビットコインが届いてしまいます。銀行口座などですと、名前で確認などできますが、いかんせん、ただの数字とアルファベットの集合体ですので、「あれ、違う!」と気づくことはほぼありません。複数のFX業者にビットコイン送金をご利用の方はご注意ください。
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