週末のフランス大統領選の結果を受け、今週のマーケットは月曜開場直後、相場の「窓」が大きく開きました!これは上手く流れに乗って、トレードしたいところです。
しかし、今日、4月25日は北朝鮮の軍創設85周年とのことなので、北朝鮮で何か動きがあるのかも気になるところです。。。
さて、まずは前週の相場のおさらいから見てみましょう!
フランス大統領選挙前の静かな相場
前週は、フランスの大統領選の第一回投票を控えて神経質な展開。主要通貨もまちまちの動きとなりました。
米ドル円に関しては、108.6円近辺からスタートし、月曜の東京市場からいきなり108円前半まで下落。イースター休暇明けのニューヨーク勢が参戦後は、ムニューチン財務長官が年内の税制改革見通しを示したとの報道や、株式市場の回復などを背景にドル円も一旦109円台まで買い戻されました。しかし、火曜日には再度、米国債の金利の低下と共に米ドル円が108.4近辺まで下落と落ち着かない展開。その後も地政学リスクなどから重苦しい雰囲気が続きました。
しかし、さすがに年内2回は利上げが行われるだろうとの見通しやFEDのバランスシート縮小が年内にも開始するとの思惑から多少買い戻され、109.1円近辺で週末を迎えました。
ユーロドルは、1.061近辺からスタート。月曜日はイースター休暇ということもあり動意なし。ポンドの上昇に追随し、1.08手前まで上昇する場面もありました。しかしフランス大統領選を控えて徐々に失速し、1.073近辺で週末を迎えました。
ポンドドルは大幅に上昇。火曜日にメイ首相が良好な支持率を背景に解散総選挙を宣言。国民の支持率の高い強力な政権が誕生となれば、EUとの離脱交渉がスムーズに進展するとの見通しが優勢となり、ポンド買いとなりました。こちらは 1.252台からスタートし、1.282近辺で週末を迎えました。
年内利上げは2回との見方が影を落とす
さて、米国では主要大手銀行が決算を無難に終えていますが、米株式市場は地政学的リスクや欧州の政治イベント等を背景に、上値が重い展開が継続しています。また、原油価格が50ドルを割る水準まで下落したこともあり、インフレ率の上昇リスクが減退。2017年末までの利上げ回数が2回に留まるとの見方も米ドルの上値が重い要因です。今後、トランプ政権による財政支出や税制改革が突如としてスムーズに進展しない限り、継続的なドル高とはなりにくいかもしれません。
フランス大統領選がリスクオンを呼び込む
注目のフランス大統領選挙の第一回投票ですが、EU統合深化を掲げる、中道のマクロン氏とEU離脱派の極右ルペン氏が5月7日の決選投票に進みました。マクロン氏が1位通過をしたことで、市場には安心感が広がり、ユーロを中心にリスクオンの動きが見られています。短期的には、このトレンドに乗っかりつつも、今週発表予定の経済イベントにも目を向けたいところです。
今週は、日本銀行・欧州中央銀行による金融政策決定会合が控えています。市場の値動きが激しくなる可能性がありますので、ポジション繰りに注意しましょう。
それでは皆様、グッドラック!
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