三連休いかがお過ごしでしたか?
祝日でもマーケットは動いていたので、私はいつも通り相場をチョコチョコ見てしまっていました(苦笑)
休みくらい相場から離れようと思っていたのですが、やっぱり気になってしまって。。。
さて、前週は9月9日に北朝鮮がミサイルを打たなかったことや、米国を襲うハリケーン「イルマ」の勢力が弱まったことを受けて相場全体がリスクオンでしたね。
先週の主役はポンド
ドル円は、107.8近辺で終えた金曜日から108..20近辺からギャップアップしてスタート。その後も米国国債の金利上昇や株高に後押しされ、ほぼ一本調子で上昇。火曜日には110円を突破しました。金曜日の朝方には、北朝鮮がミサイルを発射との報道を受けて一時109.5近辺まで売られましたが、すぐにリスクオンへ回帰。欧州時間にはクロス円の上昇に引っ張られる形で111.35まで上値を伸ばしました。その後やや調整売りが入りましたが、110.8台で週末を迎え大幅な円安となりました。
大相場を演じたのは英ポンドでした。1.32からスタートし、12日に発表となったインフレ統計が市場予想を上回ると早期利上げ観測から1.328まで上昇。更に木曜日にカーニー英中銀総裁が「この先数カ月で金利調整の必要があるかもしれない」と発言すると1.34近辺まで上昇。極めつけは、ハト派と目されていたブリハ英中銀政策委委員がカーニー総裁と同様に、「今後数カ月で利上げの必要あり」、と発言するとポンドは一時1.36を上回り、多少売り戻されて1.359台で引けました。
ユーロドルは方向感に出にくい展開。1.20を上回る水準でスタートも米金利上昇を受けた米ドル高やポンド高に押される形で上値重く1.195近辺で引けました。豪ドルも、ロングポジションの積み上がりが意識されてか上値の重い展開。0.806近辺でスタート後じりじり下げて、一時0.795近辺まで下落。雇用統計が良好な結果となり0.8を回復しましたが、結局伸び切らず0.80近辺で引けました。主要通貨のクロスでは円安、ポンド高の組み合わせでポンド円が142.3から150.7近辺と大幅上昇を演じました。
日本でも政治イベントが
さて、にわかに英国で利上げが盛り上がってきましたが、日本でも週末に安倍首相が、9月末に衆議院解散、10月に総選挙を行う意向を固めたとの報道が出ております。
「森友・加計問題」を抱え、突っ込まれどころ満載で支持率も低下した与党自民党ですが、民進党が議員離党などで混乱する中、今総選挙を実施すれば一定の勢力を確保出来るとの公算でしょう。しかし、選挙って本当に国民のためではなく、国会議員の職確保のために行われるものとつくづく感じます。
そもそも、森友問題など大型贈収賄事件を起こしている政党に国の舵取りを任せたい人などいないはずなのに、対抗勢力が弱すぎて何も出来なそうなので自民党に投票という、消極的な理由で選ばざるを得ない「不美人投票」状態です。しかし、それでも日本の祝日の月曜日のオープンでは、ドル円が小幅上昇と自民党政権が景気優先・円安政策を採り続けることを織込む動きが見られています。さて、国民の審判やいかに。まあ、大して変わらないと思いますね。。。
多少円安の息が長くなるイメージでしょうか。どちらかといえば、任期満了まで1年を切っている日銀総裁の人事に興味があります。次回も黒田総裁のような政府とべったりの総裁になるかどうかが注目ですね。日銀の内部から昇格となれば、「政府と一定の距離、円安に歯止め」を掲げる新総裁に、再び政府とべったりの総裁人事となれば更に円安??といったことをそろそろ考える時期かもです。
今週はFOMCが開催されます。インフレ率が上昇してこない現象が一過性なのかトレンドなのかについてFOMC内の評価はいかに?年内再度利上げを実施するかについて何らかのヒントが示されるか、値動きも激しくなりそうですね!!年末に向けて勝負どころです!頑張っていきましょう!では皆様、今週もグッドラック!。
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