FXコラム

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今週の相場観:2020年9月第5週

四半期末を控えての調整なのか、米株にやや売りプレッシャーが。。。

FX通貨は米ドル買戻しの流れとなりました。

 

欧州、英国でコロナ感染拡大が再び報じられたことや、「世界の大手銀行経由で2兆ドル強の不審な資金が過去20年に移動」との記事も銀行株の重石となり、リスクオフモードが強まりました。

これが米ドル買い戻し要因ではないかと思われます。

 

米大統領選を巡っては、18日に死去したリベラル派の連邦最高裁判事ギンズバーグ氏の後任として中絶反対派の保守派バレット氏が指名されると報じられ、大きな争点となりそうです。

市場への直接の影響は今のところ限定的ですが、上院の動き次第では取引材料になる可能性も。

 

株安で大きく上昇したドル円

ドル円ですが、104.50近くからスタート。

日本が連休となる中、やや下値が意識されたことや欧州、英国でのコロナ再拡大の報道などを受けて株価とともにじりじり後退し、104円にタッチする局面もありました。

 

NY時間に入ると、株安と共に一気にドル円買いの動き。

ショートのストップを巻き込んで104.90近くまで切り返しました。

 

火曜日は、欧州時間まではダラダラと下落して104.50割れの場面もありましたが、NY時間で再びドル買いに転じ、105円を突破。

水曜日以降、東京勢が戻ってきても大きく流れは変わらずNYまでは多少下落、NY時間で買い戻して上昇を繰り返します。

 

水曜日105.50まで上昇、木曜日横這い、金曜日は一時105.70まで上昇して、多少もどして105.60近くで引けました。

 

米ドル買いに押され下落した欧州通貨

ユーロ・ドルは、1.1850近くからスタート。

じりじりと1.1870台まで上昇していましたが、欧州時間にラガルドECB総裁からユーロ高をけん制する発言が聞かれ1.1800近くまで急落。

その後NY時間に株安と米ドル買いの流れが強まり一時1.1730台まで下落しました。

 

火曜以降もラガルド総裁のけん制発言が重石となる中で、NY時間に米ドル買いという展開が続き火曜日に1.1700割れ、水曜日1.1650台まで下落、木曜日1.1620台までとずるずる下落しました。

金曜日は一時、1.1680台まで上昇しましたが、結局NY時間に下落し1.1630台でクローズ。

 

ポンド・ドルは、1.2920台からスタート。

欧州時間までは1.2970台まで上昇する場面もありましたが、ラガルド総裁によるユーロ高けん制をきっかけにユーロと共に下落。

NY時間のドル買いも加わり一時1.2770台まで大幅に下落しました。

 

火曜日はベイリー英中央銀行総裁の発言で乱高下、英国経済の下振れリスクに言及された時は、1.2710台まで下落。

その後マイナス金利の実施に否定的な発言がされると1.2870まで買い戻されました。

ただ、NY時間のドル買いに主導されて結局1.2710台に売り戻し。。。

 

水曜日以降は方向感が出ず、1.2700割れの場面も何回か見られましたがサポートされて1.2750台で週末を迎えます。

 

オーストラリア・ドルは、0.7300台からスタート。

月曜日はNY時間のドル買いに押されて0.7200まで下落、その後も豪中銀の次回アクションが、追加利下げ、またその後更に緩和策が打たれるとの観測が強まり週を通じて売られて0.7030まで下げて引けました。

 

大統領選の動き

さて、大統領選の争点となっている最高裁判事の後任指名、リベラル派のギンズバーグ氏の死去に伴って保守派のバレット氏の指名が発表されました。

 

トランプ大統領からすると、絶好の人気取りのチャンス。

一方で民主党からすると前回オバマ政権下で同様の状況になった時、上院共和党は「新しい裁判官は大統領選後に新しい大統領が指名すべき。」と主張した経緯があります。

 

強引な保守派判事指名はトランプ大統領の支持に一定の効果がありそうで、対バイデン氏で劣勢となっている大統領選の行方に注目です。

 

今後も油断できないコロナ打撃

そしてコロナですが、感染拡大報道がまた欧州中心に勢いを増してきましたが、米国の航空業界の打撃は大きく、このままでは大きなリストラが必要との報道。

またEUからは英国との合意がまとまらなければ700千人の雇用が失われると警告。

 

日本では三菱自動車が500-600人の希望退職を募るなど、リストラ関連の報道は事欠きません。

今後、リアル経済には一段と圧力がかかり、各国の政治動向に更なる注目が集まりそうです。

 

政情不安や地政学リスクの高まりは米ドル高要因でもありますので、その辺りも念頭に置きつつポジション取りをしていこうと思います。

まずは9月末に向けて急速に高まった米ドル高トレンドが10月に入って継続するか、トランプ・バイデンの公開討論が米ドルにどのように影響するかを見定める週となりそうです。

 

年末に向けてもうひと踏ん張り、頑張って楽しんで参りましょう!

それでは皆様今週もグッドラック!

 

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