さて、今回は「海外FXでトラブル発生がした時の賢い対処方法」についてご紹介したいと思います。
例えば、入金、出金が反映されない、取引に疑問がある、などの時の対処法をご案内させていただきます。
最近は海外FXと言えども、日本語が通じる会社が多いので、言葉の壁はないものの時差があるため、返事のタイミングが少し遅いと感じることもあるかと思います。
これはメールだけでなく、チャットでも同様のことです。
おかしいと思ったら即報告。ただし詳細は海外オフィスの営業時間内に。
日本時間にカスタマーサポートがいる会社も多く、口座開設に関することや、入金出金の方法、FX取引に関する一般的なことを問い合わせるのにはとても便利です。
ただ、詳しく調べる必要があるケースについては、海外本部への確認や承認が必要となりますので、日本時間に答えが出ることはあまり多くありません。
日本の24時間カスタマーサポート対応のある会社でも、夜中に電話をすると「上長に確認次第、明日以降、折返し電話します」ということが多いと思うのですが、それと同じです。
気になることがあったら、まずチャットかメールですぐに問い合わせます。ただし、そこで詳しく話しても、同じ説明を後日することになるので、「詳細は後程、また連絡をします」とサッと引き上げましょう。
「必要かな?」と思うものはとりあえず送りましょう。
日本の銀行でも「●●が足りません」、「ここにも印鑑が必要です」などと言われ、一つの「コト」を完了させるために何度も銀行に足を運んだ経験がある方は、多いのではないでしょうか。
以前、私が勤めていた会社の経理の方は
「どのハンコが必要かわからないときは、印鑑違いの同じ書類を何通か準備して持っていく。あと、毎月のものの場合は、過去半年分くらいの控えも持ち歩く」
と言ってデキる女っぷりを見せていました。
これはFX会社とのやり取りでも同じです。何度もやり取りをしているうちに時間がかかり、ストレスもたまり、感情的になってしまいます。時には焦点がずれてしまったり、怒りすぎて、自分自身が嫌な気持ちになってしまうこともあります。
そんな不必要なやり取りを避けるには、可能な限り多くの資料を用意しておきましょう。
入金についての賢いクレームのやり方
入金についてのクレームをする場合は、入金した際の控えのコピーを画像で送りましょう。
出来れば入金で利用した金融機関に連絡をし、「そこの金融機関においては特に問題がない」という確認もしておきましょう。
その旨と問い合わせた日時についても海外FX業者の担当者に伝えるとなおベターです。
出金についての賢いクレームのやり方
出金の場合は、出金依頼書類の再送をしておきましょう。
もしFX業者から何らかのメールの返事などがあった場合はそのメールの転送、そして出金先金融機関への問い合わせとその回答も添えると良いでしょう。
次のコラムでは、取引についての相談・クレームをする際のポイントについてご紹介します。