FXコラム

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海外FX利用時のクレームについて(トレード編)

前回から海外FX利用時の賢いクレーム方法について書いています。
今回は、「海外FX業者でのトレードで問題が発生した時の対処方法」についてアドバイスいたします。

私自身の経験を踏まえますと、個人的な感想ですが、海外FX業者は国内業者よりも柔軟に対応をしてくれるように実感しています
海外FXに限らず、オンラインで何かを問い合わせる際にも役立つと思いますので、参考にしてみてください。

問題点、疑問点、主張をきちんとまとめる

取引で発生した問題は、皆さんの大切なお金に関係していることです。
驚きや怒りのあまり、感情的になってしまう気持ちは大変よくわかります。
でも、最初の対応が肝心です。

もし、目の前で問題が生じた際、すぐにスクリーンショットを撮ってください
その際に、出来れば時間が入るように撮るのがコツです。
そして、もし複数のFX業者で口座をお持ちの場合、同じ時間のチャートのスクリーンショットを他の業者の取引口座でも撮っておくと良いでしょう。
とりあえず、そのスクリーンショットが必要かそうではないかは後で考えることにして、「証拠」は早めに揃えておきましょう。
そして、問題が起きた日付、時間に、何が起きたか、本当はこうあるべきだったなど、事実をまとめます。その後、文章にあった画像を選び、要望(いくら返金してほしい、ポジションを戻して欲しいなど)を書いていきます。

やり取りを増やして、いたずらに時間がかかることを避けるために、最初の準備はとても大切です。
また、実際にメールやチャットを読むのは日本人です。いくら腹が立っても、丁寧に書きましょう
どんな文章でももちろん平等に取り扱いをしますが、悪い印象を残していいことはありません。

海外FXではありませんが、口汚い言葉やFワードを使ったことにより、ゲームやアプリのアカウントが停止になった日本人が何名もいますので、ここは気を付けてください。
日本では、ちょっと考えられないくらい、この辺りは厳しいです。

24時間たっても返事がない場合、もう一度、連絡を入れる

メールを出した後、返事が来るまでの時間はそれはそれは長く感じることはよくわかります。

「届いていないんじゃないか?」、「放置されているんじゃないか」

と不安になり、何通もたたみかけるようにメールを出してしまう方の気持ち、よくわかります。

以前もこちらで書きましたが、何通もメールを出したからと言って、対応が早くなるということはありません。24時間(1営業日)たっても返事がない場合、「先日出したメールですが、どうなっていますか?」とチャットなどで聞いてみましょう。
その時に何日までに最初の返事をもらえるか、おおよその日時も聞くと良いでしょう。

結果について納得できない場合、操作ログやその時間の細かいレートなどももらってください。

  • そのデータと会社側が言っていることに矛盾はないか、
  • レートが他社が出しているレートと大きく違いがないか

などをチェックしてください。

もし矛盾やあまりにも大きな違いがある場合は、その点の「説明」を会社側に求めましょう。
ポイントは感情をぶつけるのではなく、説明を求めるというところです。

海外の人たちは日本と比べて「間違えること、ミス」に抵抗がありません。
腹が立つことも多いのですが、本当に間違えていた場合、海外FX業者側はきちんと間違えを認め、それ相応の対応をしてくれます

思い通りにいかないからといって、言葉遣いを責めたり、態度を責めたりしても、いいことはまったくなく、自分自身が嫌な気持ちになるだけです。
向こうが言っていることとデータに矛盾がない場合、ここはすっぱり諦めて、次のトレードに希望を託す方が健康的でスマートです。