今日のコラム記事は、ビットコイン入出金の続きを書いていこうと思います。前回は、「まずは、ビットコインを入手しよう」ということで、ビットコインの口座を作り、ビットコインを実際に買ってみました。
ビットコイン入出金という新しい可能性|海外FX業者比較.com
さて今回は、いよいよFX口座に入金してみます。
FX口座へのビットコイン入金のイメージ
各FX業者によって、ビットコイン入金の手順には微妙な違いがあると思うのですが、まずは、ビットコイン入金の分かり易いイメージをご紹介します。
銀行送金では、皆さんが持っているA銀行の口座からFX業者指定のB銀行の口座に入金する、という流れですよね。ビットコイン入金もこれとほぼ同じ構造です。ビットコイン送金では、「ビットコインウォレット」と呼ばれるビットコイン専用の口座棺で、ビットコインのやりとりを行うことになります。
ただし、FX業者によっては、ビットコインウォレット同士を介さずに、決済サービスプロバイダーを通してビットコイン入金を導入している場合もあります。
では、ここからは、一般的なビットコイン入金手順についてご説明していきます。
FX口座へのビットコイン入金の手順
まず、FX会社の入出金ページ(または、会員ページ)に入ります。ページのメニュー項目の入金方法として、クレジットカードや銀行送金などと共に入金オプションとして、「ビットコイン」があるはずです。ビットコイン入金をクリックすると、ビットコイン入金ページに移動します。そのページで、入金する通貨と入金額を入力しましょう。
すると、下の図のようなQRコードと長い文字列みたいなものが表示されます。これは「ビットコインアドレス」と呼ばれるもので、個々のビットコインウォレットに付けられた固有のIDになります。つまりは、入金先口座情報のようなものです。
お持ちのスマートフォン用ビットコインウォレットアプリでこのQRコードを読み取れば、簡単にビットコイン入金が完了します。お使いのビットコインウォレットアプリには、「QRコードで送金」というメニューがあるかと思います。メニュー指示に従えば、数秒で送金を行えます。
もしスマートフォンではない場合、パソコンからお使いのビットコインウォレットにアクセスすれば、ビットコイン送金ができます。ウォレットにはビットコインアドレスをタイプ入力する欄がありますので、FX業者の入金画面に表示されたビットコインアドレスをコピー&ペーストしてください。
私としては、スマートフォンアプリでQRコードを利用するのをおすすめします。
入金手続きにかかる時間は、QRコードを使っての送金は数秒、パソコンでビットコインウォレットをコピぺする送金では1分程度という感じです。「もう、送ったの?」というくらい、実感のうすーい送金だったのですが(笑)入金がFX取引口座に反映される時間は早くて30分以内、時間がかかるFX業者では、(まだビットコイン入出金に慣れていないという事情も加味して)数日以内にはFX取引口座に反映されます。
ビットコイン入金の手数料は?
気になる手数料ですが、大半のFX業者ではビットコイン送金手数料を負担してくれます。FX業者にヒアリングしてみると、実際に掛かっている手数料はなんと、たったの10円程度!海外送金のウン千円の手数料を考えると、感動的な安さですよね。いまどき、4万円くらいで日本からロサンゼルス往復が出来るのに、お金が片道移動するのになぜこんなに手数料がかかるのか……と常日頃、疑問に思っていたのですが、ビットコイン良いですね!
ビットコインの価格変動が気になるという方は、FX業者に送金する直前に現金からビットコインウォレットに両替してはどうでしょうか?これにより「ビットコインを一瞬通り過ぎるだけ」という状態になり、値動きを気にする心配もありません。
「クレジットカードは上限があるので使いずらい」
「国内送金はFX会社が対応していない」
「ネッテラーもスクリルも使えない」
「海外送金は手数料が高いから嫌だ」
と、海外FX業者への入出金頭に悩みを抱えていた方の最終兵器(現時点では)として登場した、ビットコイン送金。とりあえず、ビットコインウォレットに今解説しておいて損はないと思います。