FXコラム

入出金

電子決済での入金

PayPal(ペイパル)、Neteller(ネッテラー)、Skrill(スクリル)―

海外FXをすでにご利用の方にはお馴染みの決済方法です。しかし、一般の方にとっては「PayPalは聞いたことあるけれど……」という印象ではないでしょうか。
これらは「決済代行会社」と呼ばれているもので、バーチャルマネー、電子決済なんて呼ぶ人もいます。
海外FXではこれらを使って入金が出来るのです。ここでは電子決済と呼ばせてもらいます。

 

PayPal、Neteller、Skrill以外にも電子決済会社はいろいろありますが、今回は海外FX会社でよく使われている代表的なこの3つを紹介します。

 

Paypal

アメリカのカリフォルニアに本社があり、国際部門はシンガポールにある決済会社。
2014年は2350億ドルの決済を処理し、全世界で1000万社以上が導入しています。利用者は1. 69億人。
日本でも最近導入している会社が多いので口座を持っている方も多いかもしれません。

Neteller

ロンドン証券取引所に上場しているOptimal Payments Limited社が運営しているサービス。
イギリスの金融行動監視機構(FCA)から認可を得ています。
世界200か国以上で利用されている国際的信用の高さで評判です。

Skrill

以前はMoneybookers(マネーブッカーズ)という名前でサービス提供をしていたので、こちらの名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。ヨーロッパを中心に利用されています。

 

どれも「日本」ではまだ有名ではないだけで、世界的には信頼性の高いサービスですので安心してご利用ください。
「クレジットカードを直接使うのは不安」という方や、持っているクレジットカードが業者で対応していない(JCBなど)という方におススメです。

それでは利用方法および注意点についてご案内します。

どうやって入金するの?

まずは電子決済会社の口座を開設します(口座開設、口座維持共に無料です)。
口座開設が完了したら、入金をします。これら電子決済口座への入金は銀行やクレジットカードが利用できますが、
手数料がかかる場合がありますのでご注意ください。
口座に入金が反映されたら、FX業者の案内に従って入金をするだけです。
反映はだいたい即時-2営業日くらいです。

注意すること

電子決済で登録しているメールアドレスとFX業者で使っているメールアドレスが違うと入金が出来ない場合もありますので、これは本当に注意してください。
入金後の変更も不可能ではありませんが、時間がかかることがあります。
また、基本的には手数料は無料ですが、電子決済口座の通貨と入金する通貨が異なる場合は為替手数料がとられますのでご注意ください。

 

海外FXに限らず、ネットショッピングなどでも使える電子決済システム。
海外とのやりとりで使える便利な「お財布」という感覚で、何かひとつ持っていると便利かもしれないですね。

その他、業者が独自にカードを発行しているところもあり、XMカードが有名でしょうか。
プリペイドのクレジット機能付カードですのでFX以外にもショッピングでも使えますし、ATMで現金引き出しも可能です。
この形は他の業者でも増えるのではないかと思っています。
詳しくは各FX会社のページをご覧ください。