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まさかの原油先物価格マイナス

原油がとんでもないことになりましたね。

 

皆さんおっしゃっていましたが「まさかマイナスになるとは!」と、まさに想定外の出来事がコロナの非常時に起こりました。

 

いろいろな人がチャートをブログやYOUTUBEに出しているので、目にされた方も多いかと思いますが、恐ろしいですよね……。

 

追証なしって素晴らしい!

みなさん、FX業者からのメールにて「原油先物新規ポジションの発注停止」などのお知らせが来ているかと思います。

 

国内証券会社で取引している方の場合、「追証」対応をしなくていけない方もいらっしゃるかもしれませんね。。。

 

てか、あんな下がったら買ってしまうのは投資家としては仕方ないですよねぇ。

 

よく言われることではありますが、「素人が手を出してはいけない戦場」というのはこういう側面も含めてなのかもですね。

 

追証ですが、日ごろはあまり気にしない方も多いかと思うのですが、こういう時、「海外FXありがてぇ」と思いますよね。

 

負けてボロボロの状態の中、お金を差し出すなんて!ってなっちゃいますよね(いや、払うべきなのはもちろんわかっていますけどね!)。

 

最近見かける単語について

さて、今回はこの原油関係の際に出てきた単語についておさらいをしていきたいと思います。

 

【コンタンゴ】

商品先物で利用される言葉です。

決済期限が一番近い期近物が期先物に比べて安い状態のことをいいます。

言い換えると、同じモノにおいて、価格が遠い先の未来の方が高くて、近い未来の方が安い状態のこと言います。

 

なぜ、このようなことが起こるかというと、長い期間保管することで、「コスト」がかかるからですね。

例えば原油だったら、貯蔵にお金がかかりますし、貴金属だったらセキュリティコストもかかります。

 

今回はスーパーコンタンゴや超コンタンゴなどと言われているのは、「先物の価格に比べて、現在の価格が異常なほど下がっている」からです。

 

この原因のひとつには、皆さんもご想像の通り、新型コロナウイルスの影響があります。

 

世界中の経済活動がほぼストップしており、原油が使われていません。

工場もストップしていますし、飛行機とかも動いていないですよね。

 

原油っていろいろなところで使われているんですよね。

そして、本当に世界中で経済が滞っている、ということを実感します。

 

もうひとつは原油の価格競争の影響のようです。

 

OPECプラスという会議で、「ロシアと協力して減産しようぜ」という話をしようとしたところ、まさかのロシアに拒否られるという事態になり、減産したかったサウジアラビアはここで増産に舵を切りました。

 

と、まあ、混乱×混乱、ということで、原油はとりあえず「そっと見守る」というスタンスが良いのかな、と思っております。

 

皆さん、Stay Home、そしていろいろな意味でStay Safeで!

 

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